PTA総会で押さえておきたい会計監査報告のスピーチ方法
PTAの会計監査報告は監事が担当します。監査の前には、会長、会計担当者、学校事務のスタッフと一緒に会計書類を事前に確認することが求められます。
具体的には通帳、出納帳、決算書をチェックしますが、主にこれらの作業は学校事務のスタッフが行います。会長、会計担当者、そして監事は、その説明を受けるだけです。問題がなければ、監査は署名と押印をもって正式に承認されます。
この監査の結果は、監事によってPTA総会で報告されます。報告のタイミングは、会計担当者の決算報告の直後です。
PTA総会での監査報告の手順
会計担当者の決算報告後、司会者が監査報告に移ることをアナウンスします。
司会者:「それでは、監査報告に移ります。監事の〇〇様、お願いいたします。」
監事:「失礼します。〇月〇日に〇〇学校の事務室で、会長、会計担当者と共に会計監査を実施しました。帳簿、収支決算書、通帳の全てが適正に記載されていることを確認しましたので、ここに報告いたします。」
重要なのは監査が行われた日時、場所、参加者、そして監査の結果が正確だったことを明確に伝えることです。
通常、監事は2名で任務を遂行します。どちらが報告を行うかは事前に話し合いで決めます。報告自体は簡潔であり、大きな負担にはなりません。
総会で監事に質問が来ることはほとんどないものの、決算書に大きな誤りがあった場合には監事の責任が問われることもあります。しかし、学校の事務スタッフが適切に書類を作成しているため、大きな問題になることは少ないです。
会長や副会長と比べると、監事のスピーチは比較的簡単ですので、過度に心配する必要はありません。
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