地震で停電したら冷蔵庫はどうする?夏・冬の対策と3日以上の長期保存術【完全防災ガイド】 - 今日の話題

地震で停電したら冷蔵庫はどうする?夏・冬の対策と3日以上の長期保存術【完全防災ガイド】

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もし停電が起きたら?夏・冬の行動シナリオ比較

停電

停電時に焦るのは「まず何をするべきか」ではないでしょうか。ここでは夏と冬に分けて、停電直後からの行動手順をシナリオ形式でまとめました。

状況 夏に停電した場合 冬に停電した場合
停電直後 冷蔵庫を開けず、中身を把握しておく 外気温を確認。冷気が使えるか判断
2〜3時間後 保冷剤・凍結ペットボトルを配置 食品を発泡スチロールや玄関先に移動
半日〜1日後 肉・魚・乳製品を調理して消費 冷凍品が溶け始めたら早めに調理
翌日以降 安全性が不安な食品は廃棄 常温保存可能な食材を活用

停電時の優先順位チェックリスト

災害時は「何を先にやるべきか」が明確だと安心です。アイテム単位ではなく、行動の優先順位として整理しました。

優先度 行動 ポイント
第1位 冷蔵庫を開けずに状況確認 開閉を避け、冷気を保持
第2位 保存が効かない食品を選別 肉・魚・乳製品を優先調理
第3位 代替保存手段の確保 クーラーボックス・外気・雪を利用
第4位 非常用調理器具を準備 カセットコンロやガスを出す
第5位 廃棄判断 臭いや色が変わった食品は処分

暮らしに役立つ工夫アイデア

冷凍食品

工夫①:冷凍食品を「保冷剤」として使う
冷凍うどんや冷凍野菜は、そのまま保冷剤代わりになります。解けたら調理して食べられるので無駄がありません。
工夫②:食品をグループ化して収納
肉・魚・乳製品・野菜を区分けしておくと、停電時に「どれから使うべきか」が一目でわかります。
工夫③:玄関やベランダを“臨時冷蔵庫”に
冬場は外気温を利用し、玄関先に食品をまとめて保存。扉の開閉を減らすことで冷蔵庫自体の負担を減らせます。

3日以上の長期停電時|冷蔵庫に頼らない工夫

地震の被害が大きいと、停電が数日〜1週間以上続くことも珍しくありません。そんな場合は「冷蔵庫を守る」発想から「冷蔵庫に頼らない」発想に切り替える必要があります。

1. 常温保存が効く食材を活用

長期停電では、肉や魚など傷みやすい食品は早い段階で使い切りましょう。代わりに以下のような常温で長持ちする食品を中心に食事を組み立てるのが基本です。

缶詰

  • 缶詰(ツナ缶、サバ缶、野菜缶など)
  • 乾物(切り干し大根、わかめ、春雨など)
  • レトルト食品(カレー、スープ、おかゆ)
  • 根菜類(じゃがいも、玉ねぎ、さつまいも)
  • 真空パック食品(魚の煮付け、豆腐加工品)

2. 保存方法の切り替え

冷蔵・冷凍が効かない状況では「乾燥」「密閉」「調理保存」がカギになります。

保存テクニック例:
・野菜を干して乾燥保存(ベランダや新聞紙で陰干し)
・調理後の食品はタッパーに入れ、日陰や発泡スチロール箱で保管
・ご飯は「おにぎり」にしてラップで包み、食べ切れる量ずつ確保

3. 水の確保が最優先

食材保存と同じくらい重要なのがです。長期停電時は断水も同時に起こる可能性が高いため、以下を意識しましょう。

飲料水

  • 飲料水は1人1日3リットルを目安に確保
  • 浴槽に水を張って生活用水を確保(トイレや洗い物に使用)
  • ペットボトル水は「飲む用」「調理用」「洗浄用」に用途を分ける

避難所利用を見据えた食材管理

停電が長期化すると、自宅での食生活に限界が来る場合もあります。そのときは早めに避難所利用を検討しましょう。
避難所に行く際も「食材を無駄にしない」工夫が大切です。

持参すると便利なもの

  • 開封済みの食品(食べきれる量に小分け)
  • スプーンや割り箸、紙皿などの簡易食器
  • レトルトや缶詰(温め不要でも食べられるもの)
  • 個包装されたお菓子や栄養補助食品
注意: 冷蔵が必要な食品は持参せず、必ず常温保存可能な食材を優先しましょう。

長期停電を生き抜くための「食の戦略」

停電が3日以上続く場合、食材の消費戦略が非常に重要です。以下の順番で使うと無駄が少なく済みます。

  1. 1日目〜2日目: 肉・魚・乳製品など傷みやすい食品を使い切る
  2. 3日目〜5日目: 野菜・卵・冷凍ご飯など比較的保存が効く食品
  3. 6日目以降: 缶詰・乾物・レトルトなどの非常食

まとめ|「冷蔵庫に頼らない暮らし方」を想定して備える

長期停電時に冷蔵庫が使えないのは大きな不安材料ですが、事前に「常温保存可能な食品」「非常食」「水」を準備しておけば乗り切れます。
「冷蔵庫に頼れない生活を数日間送れるか?」 をイメージして備えることが、地震防災の大切な一歩です。

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