結婚式二次会の幹事を任された!段取りの正解は?
「結婚式二次会の幹事をお願い!」と言われると光栄ですが、同時にプレッシャーも感じますよね。二次会は新郎新婦にとってもゲストにとっても忘れられない時間。
幹事はその舞台裏を支える重要なポジションです。この記事では「何をいつまでにやればいいか」を軸に、二次会を成功に導く実践的なポイントをお届けします。
◆ 幹事に求められる役割
二次会幹事の仕事は多岐にわたります。大きく分けると次の通りです。
- 会場の選定と契約
- ゲストへの案内と出欠管理
- 進行プログラムの作成
- ゲームや演出の企画
- 会費の管理と会計
- 当日の司会・運営
幹事は「裏方」ではなく、会全体をスムーズに進めるディレクターのような役割を担います。
◆ 準備のタイムライン
▶ 3か月前:チーム作り
一人で抱え込むと負担が大きいため、2〜3名の仲間と役割分担を決めましょう。
▶ 2か月前:会場・予算決定
新郎新婦の要望をヒアリングし、アクセスや雰囲気を考えて会場を確保。
会費設定はこの時点でおおよそ決めます。
▶ 1か月前:プログラム作成
歓談、ゲーム、挨拶などの流れを具体化。時間配分を細かく決めておくと安心です。
▶ 2〜3週間前:備品・景品準備
ビンゴやクイズの景品を揃えます。オンラインショップを利用すれば効率的。
▶ 1週間前:最終リハーサル
司会や受付の動きを確認し、会場との細かな打ち合わせを終わらせておきましょう。
◆ 会場を盛り上げる企画例
- 定番ビンゴ:大人数でも楽しめる鉄板ゲーム。
- 新郎新婦クイズ:二人のエピソードを問題にして笑いと感動を演出。
- フォトコンテスト:ゲストが撮影した写真をその場でシェア&投票。
◆ 準備を漏れなく進めるチェックリスト
- ☑ 幹事チームを結成した
- ☑ 会場・日程を決めた
- ☑ 予算と会費を試算した
- ☑ 招待ゲストに案内を送った
- ☑ 出欠を集計した
- ☑ プログラムを作成した
- ☑ 景品・備品を購入した
- ☑ 当日の役割を分担した
- ☑ 会場との最終確認を済ませた
◆ 進行表のサンプル
時間 | 内容 | 担当 |
---|---|---|
18:30〜19:00 | 受付・会費徴収 | 受付係 |
19:00〜19:10 | 新郎新婦入場・乾杯 | 司会 |
19:10〜19:40 | 歓談タイム | 全員 |
19:40〜20:10 | ゲーム① ビンゴ大会 | 司会+景品係 |
20:10〜20:30 | 新郎新婦クイズ | 司会+演出係 |
20:30〜20:50 | 歓談・写真撮影 | 全員 |
20:50〜21:00 | 新郎新婦からの挨拶 | 新郎新婦 |
◆ 会費の相場感
- 都市部:男性7,000〜9,000円/女性6,000〜8,000円
- 地方都市:男性6,000〜7,500円/女性5,000〜6,500円
- 地方:男性5,000〜6,000円/女性4,000〜5,000円
新郎新婦の会費は「無料」が基本ルールです。
◆ 盛り上がる景品アイデア
景品は「豪華」「ユニーク」「参加賞」を組み合わせるのが鉄則。
- 豪華系: 旅行券・最新家電・高級グルメ券
- 中堅系: コスメセット・小型家電・スイーツ詰め合わせ
- ユニーク: 面白Tシャツ・ラーメンセット・ジョークグッズ
- 参加賞: お菓子・ドリンクチケット・雑貨
◆ 司会進行のセリフ例
- 開会:「皆さま、本日はご参加ありがとうございます!幹事の△△です。どうぞ最後まで楽しんでください。」
- 乾杯:「□□さんより乾杯のご発声をいただきます。よろしくお願いします!」
- ゲーム前:「いよいよ景品争奪戦!全員ご参加ください!」
- おひらき:「楽しい時間はあっという間です。新郎新婦からご挨拶をいただきます。」
◆ まとめ:幹事の段取りが二次会を成功に導く
二次会幹事を成功させる秘訣は次の通りです。
- ✔ 3か月前から準備を始める
- ✔ チームで役割を分担する
- ✔ 会費設定は地域相場を参考に
- ✔ 景品は豪華+ユニークで盛り上げる
- ✔ チェックリストと進行表で段取りを固める
この記事を参考にすれば、初めての幹事でも自信を持って進行できます。新郎新婦とゲストにとって最高の二次会を演出しましょう!
◆ プロ幹事に依頼するという選択肢
最近では「プロ幹事代行サービス」を利用するカップルも増えています。自分たちや友人に負担をかけず、安心して任せられるのが大きな魅力です。
● プロ幹事に依頼するメリット
- 経験豊富なので進行がスムーズ
- ゲームや演出の企画が豊富
- 会場手配や備品準備を一括で依頼できる
- 当日のトラブルにも即対応できる
- 幹事の友人もゲストとして楽しめる
● プロ幹事に依頼するデメリット
- 費用がかかる(数万円〜十数万円)
- 新郎新婦や友人ならではの「手作り感」が薄れることも
- 外部の人が入るため、ゲストとの距離感が出る場合がある
まとめると…
「演出や準備を全て任せたい」ならプロ幹事が最適。
「新郎新婦や友人との絆を表現したい」なら友人幹事がおすすめ。
状況に合わせて選択しましょう。
◆ 幹事経験者のリアルな声
実際に幹事を務めた人の体験談をご紹介します。これから幹事を引き受ける方にとって参考になるはずです。
● 20代女性(友人幹事)
「最初は不安でいっぱいでしたが、幹事を2人で分担していたので何とか乗り切れました。
景品はネット通販でまとめ買いしたら予算も抑えられて、ゲストにも好評でした!」
● 30代男性(会社の同僚幹事)
「司会を任されたのですが、進行台本を事前に作っておいたおかげでスムーズに進行できました。
新郎新婦やゲストが笑顔で楽しんでくれて、本当にやってよかったと思いました。」
● 20代男性(プロ幹事を利用したケース)
「友人が幹事だと負担が大きいと思って、プロ幹事にお願いしました。費用はかかりましたが、進行も盛り上げ方も完璧で、友人みんなが楽しめたので大満足でした。」
● 30代女性(地方での二次会幹事)
「地方開催だったので会費相場が低く、予算に悩みました。でも、地元の特産品を景品にしたら喜ばれて、オリジナリティのある二次会になりました!」