夏の暑さをやわらげる！賃貸住宅でできる窓の対策法
日差しが明るく入る部屋は魅力的ですが、夏には窓からの強い日光が室内を蒸し暑くさせます。窓からの光を遮ることで、室内温度を効果的に下げられます。今回は、賃貸のアパートやマンションでも実践できる窓の暑さ対策をご紹介します。
【賃貸でも実施できる窓の暑さ対策】
冬は窓からの暖かい日差しを楽しめますが、夏は逆に室内が暑くなる原因となります。私の部屋も午後になると直射日光が強く、エアコンなしでは耐え難い暑さになります。
持ち家なら遮熱ガラスに交換する選択肢もありますが、賃貸ではそれが難しいため、他の対策を考える必要があります。以下に賃貸でも試せる暑さ対策を紹介します。
【遮光カーテンの効果的な使い方】
遮光カーテンは等級によって光を遮る力が異なり、等級が高いほど密度が高く光を強力に遮ります。
最も高い1級の遮光カーテンは、99.99%以上の光をカットでき、特に強い直射日光のある窓に最適です。
遮光カーテンを使うと、日中でも部屋が暗くなるというデメリットはありますが、それによって室内の温度上昇を大きく抑えることができます。
カーテンの長さもポイントで、窓よりも長く設置することで、下からの光の侵入を防ぎます。
遮光カーテンを使用してもエアコンが完全に不要になるわけではありませんが、気温が2～3度下がるだけでも体感温度には大きな違いが出ます。ですので、日中でも積極的にカーテンを閉めることをお勧めします。
窓に断熱材を使って夏の暑さを軽減する方法
夏期にはホームセンターや100円ショップで手軽に購入できる断熱シートやフィルムを窓に適用することで、室内の温度上昇を防げます。断熱フィルムは主に熱を吸収するタイプと光を反射するタイプの二種類がありますが、光を反射するタイプは日光を効果的に跳ね返して室内の暑さを軽減するため、特に人気があります。
ただし、ワイヤー格子の入った窓ガラスには割れるリスクがあるため、断熱フィルムの使用は避けた方が良いでしょう。フィルムやシートを直接窓に貼った場合、剥がす際に苦労することもあるので、賃貸住宅では特に、退去時に綺麗に剥がす必要がある点に注意が必要です。
また、遮光シートには吸盤で固定できるタイプもあり、取り外しが簡単なため賃貸住宅に適しています。私自身も窓を開けることがありますが、閉める際には厚みのある断熱シートを立てかけてからカーテンを閉めることで、さらに冷却効果を高めています。
【外側からの対策も効果的】
窓の暑さ対策は、外側から行うとさらに効果的です。例えば、すだれやよしずを窓の外側に設置することで、直接的な日差しを遮ることができます。ベランダがあれば、そこにサンシェードやすだれを設置すると良いでしょう。ただし、高層階の場合は強風で飛ばされるリスクがあるため、マンションの規約で設置が許可されているかを確認する必要があります。
まとめ
さまざまな窓の熱対策を紹介しました。我が家では外部に設置が困難なため、日中の強い日差しの時間帯には断熱シートを立てかけて遮光カーテンを利用し、暑さを和らげています。エアコンを使わないわけにはいかないものの、何もしないよりは快適に過ごせます。賃貸住宅の場合、対策には制限があるかもしれませんが、さまざまな方法を試して自分に合ったものを見つけ出してください。
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